大和生命のスポンサー契約の締結について

大和生命のスポンサー契約の締結について(2009年3月2日)


【報道内容】

2008年10月17日経営破綻(はたん)して東京地方裁判所から更生特例法の適用を受けた
大和生命保険(東京都千代田区)は2日、米国プルデンシャル・ファイナンシャル・グループに属す
るジブラルタ生命保険株式会社とスポンサー契約を締結するに至った。

大和生命の債務超過額は破綻時の6倍近い650億円近くに達した。大和生命は契約者への保険金支払額の
引き下げなどで債務を縮小するが、穴埋めできない約300億円分は国内の生命保険会社で組織する
生命保険契約者保護機構に資金援助を申請する方針。

債務を圧縮するため、大和生命は、保険金支払いのために保険会社が積み立てている「責任準備金」のうち、
1割をカットする。さらに契約時に約束された利回りである予定利率を1%に引き下げる。
大和生命はジブラルタ生命の子会社となり、事業を立て直すためジブラルタからの人的支援も受ける。


【大和生命からのアナウンス(2009年3月9日)】
当社は,平成20年10月17日,東京地方裁判所から更生手続開始の決定
を受け,優良なスポンサーを確保すべく,全力で取り組んでおりましたが,平
成21年3月2日,米国プルデンシャル・ファイナンシャル・グループに属す
るジブラルタ生命保険株式会社とスポンサー契約を締結するに至りました。
翌3日,東京地方裁判所は,松澤泰(プルデンシャル生命・執行役員常務を
同日付けで退任)を当社の管財人に選任いたしました。

      中略

Q 更生特例法による保険会社の再建とはどのようなものでしょうか。
裁判所の監督の下で、保険契約の継続を前提として会社の再建がなされ
る特別な再建手続です。これまでも例えば,千代田生命,協栄生命,東京
生命が同じような法的手続を取っています。
  
Q 私の保険契約は解約されてしまうのですか。
保険契約は継続されます。保険料の支払が停止してしまいますと、保険
契約が失効してしまうおそれがありますので、これまでどおり保険料の支
払を継続していただきますよう、お願いいたします。


Q 保険契約を解約することはできますか。
A 現在、解約の手続は裁判所により禁止されており、保険契約を解約する
ことはできません。過去の事例では更生計画認可までの間,解約の手続が
裁判所により禁止されました。
更生計画認可後の解約につきましては,更生計画の定めに従うことにな
りますが、一定の契約者数を維持する必要があることから、一定期間、早
期解約控除制度が設けられる可能性がありますので、ご注意ください。

Q 個人年金保険に加入し、すでに年金受取を開始していますが、今後受
け取る予定の年金は、全額支払われるのでしょうか。
A 更生計画による条件変更の対象となります。すでに受取りを開始してい
る給付金、配当金などについては、高予定利率契約を除き、原則として責
任準備金の90%が支払われます。
現在、上記部分について,支払を開始させていただいております。
また、当社の財産等の精査の結果、更生計画において責任準備金の
90%以上の支払額が可能となった場合には、差額が更生計画認可後に追
加して支払われることになります。

Q 生命保険会社と一般事業会社の会社更生手続で違いはありますか。
A 生命保険契約者保護機構が、保険契約者の利益のために更生手続に参加
する点が主たる相違点です。したがって、保険契約者の方が自ら債権届出
をしたり、議決権を行使したりする必要はありません。

Q 保険契約者は、更生手続にどのような形で関与できますか。
A 生命保険契約者保護機構が保険契約者を代理して更生手続に参加し、議
決権を行使しますので、個々の保険契約者が債権届出をする必要はありま
せん。既に生命保険契約者保護機構によって保険契約の債権届出が行われ、
全額について認められました。

Q 今後の手続について、どのような連絡があるのですか。
A 裁判所の手続の関係では、管財人が更生計画案を策定した後、生命保険
契約者保護機構から各保険契約者に対し、更生計画案の要旨を送付する予
定です。なお、今後の手続については、当社ホームページにも随時掲載す
る予定です。

Q これまで私が入ってきた保険は、ジブラルタ生命の保険に切り替わるの
でしょうか。
A 大和生命の保険がスポンサーであるジブラルタ生命の保険に切り替わ
るわけではありません。当社の保険として今後も残ります。

Q いつ事業は再開しますか?
A 更生計画案の認可決定が確定された後,速やかに業務を再開する予定
です。

大和生命保険株式会社
http://www.yamato-life.co.jp/